NW/KL世界一周航空券
ルート作り

世界一周航空券のルール(1998年現在)

さて,実際にNW/KLの世界一周航空券で,ルートづくりをしてみました. ルートは,以下の条件を満たせば,自由に組むことができます.
ただし,世界一周航空券の条件はよく変更されるようなので,実際に 購入するときには旅行代理店や航空会社に確かめてください.コレは あくまでも,1998年5月現在のものです.また,かなり大ざっぱに 書いてあります.

世界一周のルート作り

さて,この世界一周航空券を買おうとしたとき,じきに値上げされるという 情報が入りました.約2割の値上げのようです. 航空券を購入した後に,値上げが行われると,最初に飛行機に乗るときに 差額分を徴収される場合があるそうです.ただし,一度使い初めてしまえば, 差額徴収はされません.

と,いうことは,値上げ前に最初の区間を使ってしまえば差額徴収から 逃れられそうです.つまり, ソウル 〜 東京(S/O) 〜 ここから世界一周 〜 ソウル このようなルートにして,値上げ前に ソウル〜東京 を使って帰国し, 本当の新婚旅行開始時まで約10ヶ月間東京で途中下車状態 (Stop Overという,S/Oと略す)にして,99年4月に 東京 〜 世界一周 〜 ソウル と使えばよさそうです.

最後の ソウル〜東京 は,別途買い足さなければなりませんが,ソウル発の運賃は日本発と 比べて安いので, ソウル 〜 東京(S/O) 〜 どこか という航空券を買って帰国すれば,次の楽しみが増えるし...
#こうやって,ソウル無限ループにハマってゆくのだ(爆)

逆に, ソウル 〜 世界一周 〜 東京(S/O) 〜 ソウル とすると,最初の 東京〜ソウル を日本国内で用意しなければなりません. 出発するのが,日本の3大ピーク時であるGWなので, 東京〜ソウル 間の値段もばかになりません.

時差ボケは,西回りの方が楽だと聞いているので,西回りにルートを組み, 結局,以下のようなルートで航空券を組みました.

SEL/NRT/AMS//FRA/xDTW/MCO//MIA/xMSP/LAS/xLAX/HNL/xNRT/SEL

3文字のアルファベットは空港コードを表します.空港コードの前に 「x」がつくDTW,MSP,LAX,NRTは,トランジット,つまり乗換を表し, 24時間以内に乗り継がないといけないことを意味します.スラッシュが 2つならぶAMS//FRA,MCO//MIA間はSurface区間とよび,車や鉄道などで 移動します.

最後のHNL/xNRT/SELは,ホノルルからの 帰還時に,東京で乗り継いでソウルまで強制送還されてしまう事を 意味します.ひょえぇ〜〜〜っ...

世界一周航空券の購入

さて,1998年5月に実際にソウルまで行き,上記ルートの世界一周航空券を買ってきました. そのとき,2つめの区間のNRT/AMS以降は全てopen(予約を入れなこと)で 発券してもらいました.2区間目以降に実際に乗るのは1999年4月ですから,11ヶ月も 東京でS/Oすることになります.

openにする理由は,予約変更手数料から逃れるためです. この航空券を購入時には予約変更は手数料なしで可能でしたが, 1年後には予約変更時に手数料がかかるように規約が変更されるかもしれません. 現に,他社の世界一周航空券には予約変更をするたびに手数料をとるのも あるようです. 予約を入れない状態で発券してもらうと,予約便の欄にopen と書かれます.この状態で予約を変更しても「手数料のかかる予約変更」 と見なされない場合があるらしいからです.

世界一周航空券を見る.(画像が重いかも)

略語

航空会社コード
NW: ノースウェイト航空
KL: KLMオランダ航空

空港コード
SEL: ソウル
NRT: 成田(東京)
AMS: アムステルダム
FRA: フランクフルト
DTW: デトロイト
MCO: オーランド
MIA: マイアミ
MSP: ミネアポリス
LAS: ラスベガス
LAX: ロサンゼルス
HNL: ホノルル

Update : Feb. 29, 2000